いつでもフローハック

超集中状態で日常を過ごすことが出来るのか?チクセントミハイの「フローの体験」から、時に自分自身におきるピークエクスペリエンスを日常的に導入できるのか、試したくなったので記録をとります。主に「フロー体験」と「超人の秘密」を参考にしつつ。

参考文献(2)

フロー体験

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

著者:ミハイ・チクセントミハイ
世界思想社

フィードバックについて

心理的エネルギーを投射してきた目標と論理的に結び付けられているならば、たいていのフィードバックは楽しいものになり得る。

中略

しかし人はそれぞれ、他の人より高く評価する特定の情報に対しては、気質的に敏感であり、その情報を含むフィードバックについては他の人よりも身近に感じる傾向がある。

フロー状態に入るためのトレーニング(1)

寝る前に寝起きを想像する。
イメージが身体にどんな風に影響を与えているか、分かる。
より強く目覚めを意識(イメージ)できたときの目覚めは、ほぼそのイメージ通りになる。
一方、眠いので寝た、という状況に身を委ねると、寝起きは理想から掛け離れる。

脳と身体をつなぐ想像力を鍛える。

ランニングとフロー状態の描写

5月12日
鷺沼から藤が丘までの10キロランニング

鷺沼駅を降りた時、夜風が暖かく、非常に良い気持ちだった。
走り始めから走る気持ちが整い、すんなり集中が出来たが、途中道を間違え、迷い始めたところから気が散り始める。
知っている道にでたとき、ホッとしたことで、今まで保っていた集中力も切れてしまい、残り2キロが非常に辛い状態になった。

変化に対応する力が弱く、恐怖に負けている。
ゴールを未来に向けているため、今のゴールを見失う。

必要なもの
・準備(知らない道を走るという気持ちや知っている道をしっかり走ること)

読書とフロー状態の描写

5月12日
池井戸潤「民王」

明確な目標と即時的なフィードバックに優れている小説は、フロー状態に入りやすい。
ページごとに仕掛けられた展開が、読書にフィードバックを与え、物語を読み終える、という明確な目標を与える。

読書体験の中でも、フロー状態に入るものとそうでないものがある。
それは、高すぎる目標か、遅すぎるフィードバックのどちらかに原因があるためか。
読後にえれるものを明確にすることも大切(章ごとに)

フローに必要なもの
・明確な目標
・即時的なフィードバック

営業とフロー状態の描写

2016年5月11日
営業職

外回り。
楽しさの想像と仕事の流れの準備が出来ておらず、全くフローからは程遠い状態。
不安や心配が脳裏をめぐる時、恐怖と迷いによってやるべきこととやることが不均衡になる。
この状態ではフローからは程遠い。
無理やり集中しようとするものの、常に不安に意識が向いてしまう。

必要なもの
・事前の準備

ボルダリングとフロー状態の描写

2016年5月10日
仕事終わりのボルダリング

ウォーミングアップから体があまり動かないイメージ。
中々集中出来ずにいたが、1つの課題がもう一歩のところまで来て、集中できるようになった。
しかし、迷いが生じた瞬間、自意識が生まれ、ダメになった。
ボルダリングは短期的な集中力を要するものなので、フロー状態を長続きさせるには、その時間を全体的に目的化する必要があるのか。
一回ごとのアタックでは、うまくフロー状態に入る時もあった。
入らない時、入る時の断続的な状態が続いて時間が過ぎた。

参考書籍(1)

超人の秘密

超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験

超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験



ランナーのメンタルトレーニング

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